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2019年12月14日 (土)

三番瀬市民調査報告会に参加

東京湾奥に広がる貴重な干潟・浅瀬「三番瀬」を市民の立場で、しかも科学的に調査してきた「三番瀬市民調査の会」の報告会がありました。

会では2003年から毎年調査活動を続けてきており、今年度も4月から8月の間に4回現地に行って、①生き物調査、②酸化還元電位測定、③アナジャコ類の巣穴数調査、④塩分および透視度測定、⑤強熱減量分析および粒度分析、⑥堆積調査、⑦カキ礁の浄化力、⑧カキ礁の掘削調査、⑨マガキ及び底泥の重金属分析の9項目の調査を実施してきました。

生物調査では今年度新たに4種の動物を確認し、2003年度以降、動物175種、植物18種の生息を確認してきています。

また、2014年からカキ礁周辺で泥質化傾向がみられ、今後注目していく必要があるとしています。千葉県は2011年の東日本大震災で三番瀬海域の水深が平均27センチ深くなり、水深ゼロメートルより浅い部分の面積が46%に縮小したとしていますが、地形変化の影響は見えていません。

カキ礁について市民調査では、「三番瀬の豊かな生態系を支えるかなめ石」としており、アナジャコ類の浄化力と合わせて三番瀬の浄化機能に大きく寄与しているとしています。

報告会ではこうした個別調査報告のあと、猫実川河口域の生物や第2湾岸道路建設をめぐる動き、釣り人が見た東京湾など、面白く興味深い話が続きました。

さらに、法政大学の高田雅之教授が「小規模湿原(プチ湿原)を考える」というテーマでミニ講演、高田ゼミ生が日頃の研究成果を発表しました。

三番瀬が埋め立てから守られてきたのは、三番瀬の豊かさを明らかにしてきた市民調査活動の存在が大きく、この成果を広く知らせていく取り組みが求められています。

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