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2019年10月25日 (金)

北総線の高運賃について関係者で懇談

松戸市から成田市まで千葉県北部地域を東西に走っている北総鉄道は、運賃が高すぎる鉄道として有名になってしまっています。

例えば、北総鉄道は「千葉ニュータウン中央駅」から「西白井駅」まで8kmで450円もかかりますが、京成線なら「京成高砂駅」から「志津駅」までの29・4kmで440円しかかかりません。

北総鉄道の高すぎる運賃引き下げは周辺住民にとって悲願となっています。

運賃引き下げを実現させるために20年前に結成されたのが「北総線の運賃値下げを実現する会」で、これまで沿線自治体も巻き込んで大きく取り組みを進めてきました。

転機になったのが2010年の京成電鉄による成田スカイアクセス線の開業です。
この路線が北総鉄道の線路を使って東京成田間を結んでいるため、京成電鉄から北総鉄道に線路使用料を支払うことになったからです。これを財源にして運賃値下げを実現させようとの機運が盛り上がりました。

しかし実際には、県と沿線6市が3億円もの補助金を投入しても、引き下げ幅は平均4・6%とわずかなものとなりました。しかも2015年に補助金が廃止されると再値上げとなり、10月の消費税増税でも引き上げられました。

大幅実現の最大の障害は、京成電鉄が北総鉄道の線路使用料を不当に低く抑えているからです。

「京成高砂駅」から「小室駅」までは、京成電鉄が北総鉄道の線路を使って運行していますが、この区間の線路使用料は、本来の線路使用料に当たる資本費相当額よりも、北総線から京成に移動した乗客の運賃減少分が多い時に、その差額のみを支払うことになっています。

これでは、移動した分が少ない時には線路使用料は払わないということになり、まさにタダ乗りです。乗客の移動分を補てんした上で資本費相当額も支払うのがあたりまえです。

また「小室駅」と「印旛日本医大駅」の区間は 千葉ニュータウン鉄道が線路を保有しており、北総鉄道と京成電鉄がそれぞれ線路使用料を支払っています。

しかし、この区間を走っている電車の運行距離の比率は、北総鉄道が56%、京成電鉄が44%となっているのに、支払っている線路使用料は北総が25億400万円、京成はわずか3億5900万円です。

なぜ、こんな不合理がまかり通るのでしょうか。
それは、北総鉄道が京成電鉄の連結子会社であり、千葉ニュータウン鉄道が京成電鉄の100%子会社だからだと指摘されています。

巨大な親会社の利益のために、子会社が不当な使用料契約を結ばされ、そのしわ寄せが沿線住民の高い運賃となって押し付けられている構図です。

これらを解決し、妥当な線路使用料に切り替えて、その分、沿線住民に運賃値下げで還元させる必要があります。

今日の懇談会では、住民の声を広げ、県や市への働きかけを強め、国にも要請するなど、様々な取り組みを進めていくことの重要性が話されました。

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