5月22日と23日の二日間かけて、大阪府・吹田市と愛知県・一宮市に視察に行ってきました。
今回の視察は、日本共産党船橋市議団の石川敏宏、関根和子、渡辺優子、金沢和子・各市議と一緒でした。
〔大阪府・吹田市〕
吹田市(⇒)では、産業振興条例について、吹田民主商工会(⇒)のみなさんからお話をうかがいました。
(右の写真は吹田民商会館の建物前)
吹田市では、2009年4月、産業振興条例(⇒)が制定されました。
ここに至る取り組みで民主商工会が果たした役割は大きく、「吹田市の産業振興政策立案にあたっての提案」(2002年11月)、「吹田市新商工振興ビジョン素案に対する意見」(2005年9月)など、業者の立場からした市にたいして積極的に政策提案をおこなってきています。
産業振興基本条例でも、市の提案にたいして、「吹田市中小企業振興基本条例に向けた提言」(2007年11月)をおこない、これが市の基本条例の内容に大きく盛り込まれています。
条例制定後に市は、全事業所調査を実施したり、市の仕事の発注を地元の中小企業に厚くするのはもちろん、市内の団体にたいしてもそのことを求める「物品購入における市内業者優先発注について」という財政部長名の通知を出す、企業の市外への移転を食い止めるための支援を実施するなど、力が入ってきています。
千葉県にも中小企業振興条例(⇒)がありますが、さらに活用し、中小企業の発展に結び付けていく必要があると痛感しました。
〔愛知県・一宮市〕
一宮市(⇒)では、国民健康保険の保険料減免制度について伺いました。
一宮市では、国民健康保険の市独自の減免制度が充実しています。
18歳以下の子どもについては、均等割額を一律3割減額することになっており、申請なしで実施されます。
他にも、70歳以上、所得が200万円以下の場合、自閉症と診断されたものなど、すべて均等割3割減額が申請なしで実施されています。
一宮市の国保加入世帯は59073世帯(2011年4月1日現在)ですが、減免を受けている約4万世帯にも上っており、減免額は総合計で約8億4300万円となっています。
しかも、所得に応じた減免では、本人が確定申告をする必要がありますが、非課税の場合その義務がないため市では所得金額を把握できません。
これにたいして一宮市では、独自の所得申告書を準備をして、減免の対象になる可能性のあるすべての世帯に送付して捕捉に努めています。
今回の視察では、こうした市の姿勢も聞くことができました。
この聞き取りでは、日本共産党の尾関宗夫・一宮市議(上の聞き取りの写真一番左⇒)も同席していただきました。